2015年12月11日金曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF改良版【2016年1〜7週】(12/28〜2/14分)



 「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」の改良版、2016年第1週〜第7週分(12/28〜2/14)を作ったので公開します。

 シンプルさはそのままに、今年1年我が家でも使ってみたうえでの不満点を解消できるように、以下の改良を加えました。

  • 1枚に表示できる日数を「6週分=42日分」から「7週分=49日分」に増やしました。→マス目の大きさはほとんど変わっていません。1枚でより多くの予定を確認できるようになりました。
  • 1枚に分ける区切りを「月ごと」から「7週ごと」に変更しました。→月ごとにカレンダーを印刷していると、前の月とかぶる日付が出てきてしまいモッタイナイと思っていましたが、そんな無駄がバッサリ省けました。
  • 左端に何月かを表す数字を追加し、日付のマス目の間には月の区切りを示す薄いグレーの線を書き入れました。→日付のマス目が何月のものなのかがわかりやすくなります。
  • 日曜日「左端」から「右端」に移動しました。→週末の連続した予定が記入しやすくなりました。
  • 木曜日と金曜日のマス目の間に2016年の何週目かを表す数字を入れました。→数字の右からの一週間が年始めからの何週目かを表しています。「今年も○週目かぁ」と意識しながら生活できます。
  • 5日おきにマス目の右下隅に2016年の何日目かを表す数字を入れました。→「今年も○日目かぁ」と意識しながら生活できます。
  • 国民の祝日の頭に今年何番目の国民の祝日かを表す丸数字を入れました。→「国民の祝日を答えよ」というクイズが出たときに、丸数字を意識して覚えておくと思い出しやすくなって便利です。

 そのまま印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 次回は8〜14週目のカレンダーをお届けする予定です。一足早いですが2016年も引き続きよろしくお願いします^^

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  • 2015/11/10:公開。

2015年12月10日木曜日

そもそもIllustrator「CC2015.2」とは何なのかという話

※この記事の内容は公開当時のものです。新しい情報は、最新バージョンにあわせてこの記事をリライトした記事をご覧ください。
※この記事は、過去記事の「そもそもIllustrator『CC2015』『CC2015.1』とは何なのかという話」を、新バージョンの「CC2015.2」にあわせてリライトし、最新情報を追加したものです。

↑Illustrator CC2015.2の起動時に表示される画面。
CC2015/CC2015.1と比べて、顔色がさらに悪くなった
↑現在使っているバージョンは、
[Illustrator](Winでは[ヘルプ])→[Illustratorについて...]
を選択すると表示できる


 このブログをたまたま開いてくださった方の中には、「そもそもCC2015とは何なのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。そこで、Illustratorとバージョン表記についてかんたんにまとめました。


「Adobe Illustrator」とは?

 Illustratorはプロからアマチュアまで、世界で最も多くの人に利用されている「ドロー系画像編集ソフト」です。パスと呼ばれる線でイラストや図を描画し、劣化なしで自在に拡大、回転、装飾を行えるのが、ドローソフトならではの大きな魅力です。


「Adobe Illustrator CC 2015.2」とは?

 Illustratorは年々バージョンアップを繰り返し、その都度便利な新機能が追加されてきました。バージョン17からはブランド名がCS(Creative Suite)からCC(Creative Cloud)に変更され、インターネット経由でデータをダウンロードすればすぐに使えるアプリケーションとして生まれ変わりました。

 そのIllustratorの最新版が「Adobe Illustrator CC 2015.2」です。当サイトではこの最新版のことを略して「CC2015.2」と表記しています。
 「CC2015.2」の表記は「ブランド名」「リリース年度」「バージョン番号の小数点第一位(ない場合は省略)」の3つを組み合わせた名称です(「CC2015.2」はIllustratorのバージョン番号で表すと「バージョン19.2」になります。

歴代バージョンとおもな新機能は表で確認すればわかりやすい

 Illustratorの歴代バージョン(バージョン7以降)の一覧おもな新機能を以下の表にまとめました。

おさえておきたいポイントは?

  • 「CC17」と「CC17.1」は「Illustrator CC」、「CC2014」と「CC2014.1」は「Illustrator CC 2014」、「CC2015」と「CC2015.1」と「CC2015.2」は「Illustrator CC 2015」という名前の別のアプリケーションとして同時に起動できる(起動時に大きく表示される名称はどれも「Illustrator CC」)。
  • 「CC2015.2」という名称だけを見ると「2015年2月にリリースされたバージョンかな?」と思ってしまいがちだが、実際には「2015年12月(米国では2015年11月30日)にリリースされたバージョン」
  • 単に「Illustrator CC」と呼ぶと、「バージョン17」のことなのか、「バージョン17以降のCCブランド全体」のことなのかがわかりづらいので注意が必要。


 CS6までのパッケージ販売時代は、バージョンアップの際に料金がかかることもあり、ユーザーによって異なるバージョンで作業が行われるのが普通でした。
 しかし、現在はIllustrator CCのユーザーならば誰でも常に最新バージョンを使えるようになり、最新機能の習得がいち早く求められる時代になりました。

 このブログがその一助になればうれしいです^^

【お知らせ】これらの新機能や従来の機能を徹底解説した書籍です

電子書籍『Illustrator CC2015+CC パーフェクトマスター』
は、
CC17.1〜CC2015の新機能を詳細に解説した『Illustrator CC2015 パーフェクトマスター』と、
CC17の全機能を詳細に解説した『Illustrator CC パーフェクトマスター』の2冊が一緒になったIllustrator解説書の決定版です。

1000ページ超のボリュームで全機能を解説した完全版。
コストパフォーマンスの高い書籍になっております。

CC2015.2の新機能は、当ブログの記事で補足解説を行う予定ですので、安心してお買い求めください^^

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  • 2015/12/10:公開。

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2015年12月3日木曜日

【新刊】『Illustrator CC2015+CC パーフェクトマスター』発売!


 拙著『Illustrator CC2015+CC パーフェクトマスター』が、明日12月4日より発売されます12月4日に発売されました。

 合計1000ページ以上のボリュームながら「1850円+税」というお求めやすい価格。←Book Live!の新規会員になるともらえる半額クーポンを使えば税込999円で購入できるようです!(12/4現在)
 電子書籍オンリーでの販売なので、置き場所に困ることもありません。

 当ブログの連載内容も一部収録。
 新機能の未解説分を書き下ろした完全版になっています。
 ぜひご購入お願いします^^

本書のご購入

※他の電子書籍ショップでも販売予定です。今後、このページ等でお知らせします。

本書の紹介

本書は、プロからアマチュアまで多くの人に利用されているドロー系画像編集ソフトの定番「Illustrator」の完全解説書です。
CCブランドとなってからは数か月おきにバージョンアップが行われ、より魅力的な新機能が数多く追加されているIllustratorですが、それらの最新機能をくわしく解説した書籍はありませんでした。
そこで、本書では最新のバージョンCC2015~17.1の新機能を分かりやすくまとめた「CC2015パーフェクトマスター」を新たに制作し、バージョン17までの全機能を解説した「CCパーフェクトマスター」と合わせて1冊にまとめました。

全機能を実際のイラストがどのように変化しているか、ビジュアルに細部まで解説しているので、操作の結果が目で見て分かりやすくなっています。
各項目をメニュー順で掲載しているので、辞書的に知りたい操作を素早く確認することもできます。
初めての方の入門書としても、慣れている方の更なるスキルアップ解説書としても、上級者のための辞書としても、あらゆるIllustratorを使っているクリエイターのお役にたつ内容となっています。

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  • 12/14:「本書のご購入」に楽天ブックスとセブンネットの本書購入ページヘのリンクを掲載。
  • 12/8:「本書のご購入」にAmazonとhontoの本書購入ページヘのリンクを掲載。
  • 12/7:「本書のご購入」にひかりTVブックの本書購入ページヘのリンクを掲載。
  • 12/4:発売に伴い、文章の一部を修正。「現在Book Live!で新規会員になるともらえる半額クーポンを使えば税込999円で購入できる」旨を掲載。「本書のご購入」に「※他の電子書籍ショップでも販売予定です。今後、このページ等でお知らせします」の一文を掲載。

2015年11月10日火曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF(2015年12月)


 「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」12月版を作ったので公開します。
 そのまま印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 このブログで毎月シンプルなカレンダーを公開してきましたが、早いものでこれで一年分になりました。来月からはまた少々違うデザインのカレンダーをお届けしたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします^^

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  • 2015/11/10:公開。

2015年10月20日火曜日

Illustratorの謎の機能[HSB/HSL]の正体は?【Illustrator CC2015/CC2015.1】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回は番外編をお届けします。

Illustrator CC2015/CC2015.1の[効果]メニューに見知らぬコマンドが!?

 IllustratorのバージョンCC2015/CC2015.1[効果]メニューを表示すると、過去のバージョンにはなかった[その他]→[HSB/HSL]という項目が表示されます。


「Photoshopに搭載されている効果(RGB/HSB/HSLの色空間を相互に変換する機能)がIllustratorにも搭載されたのかな?」と思い、適当な画像を選択してから[効果]→[その他]→[HSB/HSL]を選択してみるとなんと……!
 上記のエラーメッセージが冷たく表示されるだけで、な〜んの役にも立ちません。

 しかも、この[その他]→[HSB/HSL]はすべての環境で表示されるわけではなく、パソコンによっては表示されたり、表示されなかったりとまちまちなのです。

 いったい何なんだこの機能は!?
 もしかしたらうちのパソコンにだけ表示される幽霊機能なのでは!?
……と恐怖に怯えた僕は、Adobeの人におそるおそる真相を聞いてみました。

 答えは「本来は表示されてはいけない項目」……つまりバグとのことでした。
 [その他]→[HSB/HSL]が表示されていないのが本来あるべき姿……ということです。
 また、[その他]→[HSB/HSL]が表示されるのは64bit版のみで、32bit版では表示されないとのことです。

 うちだけの超常現象じゃないとわかって個人的にはとてもスッキリしました。
 この記事が、僕と同様の恐怖を味わっていた人の悩み解消につながれば幸いです^^



 下記のメニュー一覧の[効果]メニュータブも更新しましたのでお役立てください。



 ブログで公開前の記事をFacebookページに掲載しますのでそちらもどうぞ!


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  • 2015/10/20:公開。

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2015年10月7日水曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF(2015年11月)



 「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」11月版を作ったので公開します。
 そのまま印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 11/2に休みがとれれば10/31から4連休、21日から3連休ということで、11月もけっこう休みがありますね。山や温泉もいいですが、連休こそ本屋さんに行けば出版不況が改善できていいかもしれませんよ♪

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  • 2015/10/7:公開。

2015年9月11日金曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF(2015年10月)



「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」10月版を作ったので公開します。
 印刷してそのまま使うもよし、改造するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 うちの娘の高校は2学期制なので10月の頭は秋休みとのこと。それとは別に10/10からの3連休もあるし、9月のシルバーウィークもあわせれば秋も結構な休みがあるようです。
 昔の子供は「春休み、夏休み、冬休みはあるのに、秋休みがなくてつまんない」というセリフが定番だったような気もしますが、今の子供にはあまりそういう感覚はないのかもしれないですね。

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  • 2015/9/11:公開。

2015年8月25日火曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF(2015年9月)




「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」9月版を作ったので公開します。
 印刷してそのまま使うもよし、改造するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 9月は5連休があるんですね。どこか旅行にでも行きたいところですが、仕事もあるし、仔猫を2匹飼い始めたしでどうなることやら……という感じの個人的な近況です^^

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  • 2015/8/25:公開。

2015年7月9日木曜日

2015年8月のカレンダーPDF



「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」8月版を作ったので公開します。
 印刷してそのまま使うもよし、改造するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 8月といえば終戦の日ということで、今月のカレンダーには70年前の太平洋戦争終結期の事件をいくつか記してみました。8月15日以降にもソ連の侵攻が続いたことによる悲劇等、あまりしられていない事件を知ることで、同じ悲劇がくり返されないようにしていきたいものです。
 何も書いていないシンプルなカレンダーがいいという方は、無記入版をどうぞ^^

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  • 2015/7/9:公開。

2015年7月8日水曜日

今までの10倍の64000%表示で細かな編集もラクラク【Illustrator CC2015新機能】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回は〈ズームツール〉等の新機能についてです。

最高表示倍率が今までの10倍にアップ

 以前のバージョンでは最高で6400倍までしか表示を拡大することができませんでした。CC2015からは最高で64000倍まで表示を拡大することができるようになり、細部まで描き込まれたイラストを制作する際に、より正確な編集が可能になりました。

 これは、たとえば3mmの米粒192mに膨らませて絵を描き、また3mmの大きさに戻せるようなもの。実物の米粒に絵を描くのは至難の業ですが、Illustratorならばさらに細かな絵もかんたんに描けるというわけです。






●ズームメニューの変更点




 次回もIllustratorの新機能についてお届けする予定です^^
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  • 2015/7/8:公開。

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2015年7月3日金曜日

シェイプ形成の範囲選択を自由な線で行う【Illustrator CC2015新機能】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回は〈シェイプ形成ツール〉の新機能についてです。


〈シェイプ形成ツールオプション〉ダイアログボックス




●〈選択範囲〉の使用例
 下図のようにパスを合体させる場合の操作の違いは以下の通りです。






 次回もIllustratorの新機能についてお届けする予定です^^
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  • 2015/7/3:公開。

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2015年6月29日月曜日

ラバーバンドのオンとオフをツールごとに設定する【Illustrator CC2015新機能】



ラバーバンドの表示設定がツール別に可能に

 CC2015から、ラバーバンドを表示するかどうかを、〈ペンツール〉〈曲線ツール〉で個別に選択することができるようになりました。




 これにより「〈ペンツール〉の使用時はラバーバンドが邪魔だが、〈曲線ツール〉での描画時はラバーバンドで曲線の状態を逐一確認したい」という希望が叶うようになりました。
 次回もIllustratorの新機能についてお届けする予定です^^
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  • 2015/6/29:公開。

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2015年6月28日日曜日

〈鉛筆ツール〉の「自動パス閉じ」機能を自在にカスタマイズ【Illustrator CC2015新機能】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回は〈鉛筆ツール〉の新機能についてです。


〈鉛筆ツール〉で「自動パス閉じ」の無効設定と有効距離設定が可能に

 バージョンCC2015から、〈鉛筆ツールオプション〉ダイアログボックス〈両端が次の範囲内のときにパスを閉じる〉が追加されました。


●上の設定でパスを描画した例




 次回もIllustratorの新機能についてお届けする予定です^^
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  • 2015/6/28:公開。

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2015年6月26日金曜日

描画済みのオープンパスを〈曲線ツール〉で延長する(CC2015改良版)【Illustrator CC2015新機能】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回も〈曲線ツール〉の新機能についてです。

 描画済みのオープンパスを〈曲線ツール〉で延長すること自体はCC2014.1でもできましたが(こちらの記事を参照)、CC2015からは、始点から延長する手順がより簡単になりました。以下に、終点から延長する手順CC2014.1と同様の方法)と、始点から延長する手順CC2015からの新しい方法)をあわせて紹介します。

終点から延長する(CC2014.1以降)

 オープンパスを選択してから〈曲線ツール〉に切り替えれば、終点からパスの描画を続けられます。


始点から延長する(CC2015以降)

 オープンパス始点からパスを延長して描画したいときは、以前のバージョンでは、いったん〈ペンツール〉で始点をクリックする必要がありました。CC2015からは [esc]キーを押してから〈曲線ツール〉始点をクリックするだけで、始点からパスを延長できるようになりました。



 次回もIllustratorの新機能についてお届けする予定です^^
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  • 2015/6/26:公開。

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2015年6月24日水曜日

〈曲線ツール〉で既存のパスを吸収合併【Illustrator CC2015新機能】

 今回からIllustrator CC2015の新機能解説を開始します。CC2014の新機能もまだ少し解説していない部分がありますが、並行して更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。

「記事は小分けにしたほうがリンクからたどりやすい」というご意見をいただきましたので、CC2015の新機能記事は、なるべくひとつの記事が少量になるようにお届けしたいと思います(様々なご意見をお待ちしています^^)。

 今回は〈曲線ツール〉の新機能についてです。


〈曲線ツール〉で描画中に既存のパスを取り込む

 以前のバージョンでは、〈曲線ツール〉描画中のパスすでに描画済みの別のパス(ここでは既存のパスと呼びます)を連結することはできませんでした。CC2015からは、〈曲線ツール〉描画中のパス既存のパスの端を連結し、連結した場所とは反対側の端から描画を続けられるようになりました。



 次回もIllustratorの新機能についてお届けする予定です^^
 ブログで公開前の記事をFacebookページに掲載しますのでそちらもどうぞ!


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  • 2015/6/24:公開。

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2015年6月17日水曜日

Illustrator CC2015 メニュー項目一覧(ひと口解説付き)




 Illustratorのメニュー項目一覧(Illustrator CC2015〜CC2015.1 対応版)を作成しました。
 「CC17.1」「CC2014」「CC2014.1」で機能アップした箇所にも[NEW]マークや[UP]マークを掲載してありますので、新機能チェックなどにお役立てください。



メニュー項目一覧の表示

※公開後1時間ほど、上記のリンクが誤っておりましたので修正しました。申し訳ありませんでした。

使いかた

  • 上部のタブをクリックすると、別のメニューに切り替えられます。
  • 「搭載Ver.」欄には、コマンドが最初に搭載されたバージョンを記載しています。空欄の項目はバージョン8以前からあったコマンドです。
  • 「機能UP」欄には、CC17.1〜CC2015で機能アップがあったかどうかを記載しています。「NEW」CC17.1〜CC2015で追加された新機能「UP」強化された機能です(「UP」はCC17.1〜CC2015のすべてで強化、バージョン名が併記されている場合はそのバージョンで強化)。
  • 「掲載先」欄は、書籍『Illustrator CC パーフェクトマスター』の何ページ目に機能の解説が掲載されているかを示しています(「章」「節」欄も同様)。CC17.1以降の新機能の場合は「クリックすると無料PDF記事の配布ページが開くリンク」等を掲載しています。
  • →『Illustrator CC パーフェクトマスター』の詳細はこちら

 細かな強化アップ項目の掲載漏れがあるかもしれません。判明次第追加していきますので、定期的にご来訪いただけると助かります^^


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  • 2015/8/25:[ツール]タブに〈CC Charts Tool〉(バージョンCC2015.1の機能)を追加。[編集]タブと[Illustrator CC]タブに[環境設定]→[テクノロジープレビュー]を追加。
  • 2015/7/8〜9:無料解説記事へのリンクがPDFになっていた箇所を、Webページが開くように変更。
  • 2015/7/8〜9:新機能記事の公開にあわせ、表内の〈ズームツール〉、〈プリント分割ツール〉、[表示]→[ズームイン]の無料解説記事へのリンクを追加・変更。
  • 2015/7/3:表内に〈シェイプ形成ツール〉の新機能の無料解説記事へのリンクを追加。
  • 2015/6/29:表内に「環境設定→選択範囲・アンカー表示」ページへのリンクを追加。
  • 2015/6/17:このページを公開。

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2015年6月16日火曜日

そもそもIllustrator「CC2015」「CC2015.1」とは何なのかという話

※この記事の内容は公開当時のものです。新しい情報は、最新バージョンにあわせてこの記事をリライトした記事をご覧ください。
※この記事は、過去記事の「そもそもIllustrator『CC2014.1』とは何なのかという話」を、新バージョンの「CC2015」にあわせてリライトしたものです。

▲Illustrator CC2015の起動時に表示される画面


 このブログをたまたま開いてくださった方の中には、「そもそもCC2015とは何なのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。そこで、Illustratorとバージョン表記についてかんたんにまとめました。


「Adobe Illustrator」とは?


 Illustratorはプロからアマチュアまで、世界で最も多くの人に利用されている「ドロー系画像編集ソフト」です。パスと呼ばれる線でイラストや図を描画し、劣化なしで自在に拡大、回転、装飾を行えるのが、ドローソフトならではの大きな魅力です。


「Adobe Illustrator CC 2015」とは?


 Illustratorは年々バージョンアップを繰り返し、その都度便利な新機能が追加されてきました。バージョン17からはブランド名がCS(Creative Suite)からCC(Creative Cloud)に変更され、インターネット経由でデータをダウンロードすればすぐに使えるアプリケーションとして生まれ変わりました。

 そのIllustratorの最新版が「Adobe Illustrator CC 2015」です。当サイトではこの最新版のことを略して「CC2015」と表記しています。
 「CC2015」や前バージョンの「CC2014.1」の表記は「ブランド名」「リリース年度」「バージョン番号の小数点第一位(ない場合は省略)」の3つを組み合わせた名称です(例えば「CC2014.1」はIllustratorのバージョン番号で表すと「バージョン18.1」になります。

 Illustratorの歴代バージョン(バージョン7以降)の一覧おもな新機能を以下の表にまとめました。

 ポイントは下記のとおりです。
  • 「CC17」および「CC17.1」は「Illustrator CC」、「CC2014」および「CC2014.1」は「Illustrator CC 2014」、「CC2015」は「Illustrator CC 2015」という名前の別のアプリケーションとして同時に起動できる(起動時に大きく表示される名称はどれも「Illustrator CC」)。
  • 「CC2014.1」という名称だけを見ると「2014年1月にリリースされたバージョンかな?」と思ってしまいがちだが、実際には「2014年10月にリリースされたバージョン」(2014年1月にリリースされたのは「CC17.1」)。
  • 単に「Illustrator CC」と呼ぶと、「バージョン17」のことなのか、「バージョン17以降のCCブランド全体」のことなのかがわかりづらいので注意が必要。


 CS6までのパッケージ販売時代は、バージョンアップの際に料金がかかることもあり、ユーザーによって異なるバージョンで作業が行われるのが普通でした。
 しかし、現在はIllustrator CCのユーザーならば誰でも常に最新バージョンを使えるようになり、最新機能の習得がいち早く求められる時代になりました。

 このブログがその一助になればうれしいです^^

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  • 2015/8/25:表内と記事タイトルに最新バージョンの「CC2015.1」を追加。
  • 2015/6/24:公開。

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2015年6月13日土曜日

ハンドルがスナップ対象外になって編集が快適に【Illustrator CC2014新機能】

 Illustrator CC2014の新機能解説、今回はスナップ機能の新機能についてです。


CC2014からハンドルが吸着しないように

 スナップ機能は、オブジェクト等をドラッグした際に、グリッド等に吸い寄せられてくっつくようになる機能です。
 バージョンCC2014から、[グリッドにスナップ](または[ピクセルにスナップ])が有効になっている場合でも、セグメントのハンドルを操作した際にグリッド(またはピクセル)に吸着しないようになりました。ハンドルをどこにでも自由に動かせるので、緻密な作図がしやすくなりました。




 次回もCC2014の新機能についてお届けする予定です^^
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  • 2015/6/13:公開。

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2015年6月10日水曜日

コントロールパネルに[シェイプ]と[ライブコーナー]が追加【Illustrator CC2014/CC17.1 新機能】

 Illustrator CC2014の新機能解説、今回はコントロールパネルの新機能についてです。CC17.1の新機能も未解説だったので、あわせて紹介します。


コントロールパネルの表示項目が増加

 コントロールパネルパネルメニューで選択できる表示項目に、CC17.1からは[ライブコーナー]が、CC2014からは[シェイプ]が追加されました。



[シェイプ] ※CC2014で追加



  • コントロールパネル[シェイプ]の項目を表示するには、〈選択ツール〉〈長方形ツール〉〈角丸長方形ツール〉が選択されている必要があります。〈ダイレクト選択ツール〉〈グループ選択ツール〉などのその他のツールが選択されているときは上図の項目は表示されません。


[ライブコーナー] ※CC17.1で追加



  • コントロールパネル[ライブコーナー]の項目を表示するには、〈ダイレクト選択ツール〉が選択されている必要があります。その他のツールが選択されているときは上図の項目は表示されません。



 次回もCC2014の新機能についてお届けする予定です^^
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  • 2015/6/10:公開。

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