2015年1月29日木曜日

【新刊】『Illustrator デザイン時短技 ユーザー・ハンドブック』本日1月29日発売!


 拙著『Illustrator デザイン時短技 ユーザー・ハンドブック』が本日1月29日に発売されました。

 知っておきたい「必須時短テク」から最新の「こだわり時短テク」まで、Illustratorの操作をスピードアップして作業時間を大幅に短縮するためのテクニックをとことん集めました。

  • イラストの3分描画レシピでイザに備えよう!
  • ショートカットキーは1つでも多く覚えて差をつけよう!
  • 新機能・注目機能の意外な利用法を知ってトクしよう!
  • スクリプトやアクションは躊躇せず導入しよう!
  • 定番作業のツボをつかんでストレスフリーに!

 上記の5つのポイントに沿った技が多数収録されていますので、ぜひ一冊お手元にどうぞ^^


 当ブログでは、本書の技術的な内容に関するサポート情報や最新の追加情報を公開していく予定です。
 ぜひ、定期的にのぞきに来てください^^

2015年1月20日火曜日

そもそもIllustrator「CC2014.1」とは何なのかという話

※この記事の内容は公開当時(2015年1月)のものです。新しい情報は、最新バージョンにあわせてこの記事をリライトした記事をご覧ください。
※この記事は、過去記事の「そもそもIllustrator『CC2014』とは何なのかという話」を、新バージョンの「CC2014.1」にあわせてリライトしたものです。


▲Illustrator CC2014.1の起動時に表示される画面


 このブログをたまたま開いてくださった方の中には、「そもそもCC2014.1とは何なのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。そこで、Illustratorとバージョン表記についてかんたんにまとめました。


「Adobe Illustrator」とは?


 Illustratorはプロからアマチュアまで、世界で最も多くの人に利用されている「ドロー系画像編集ソフト」です。パスと呼ばれる線でイラストや図を描画し、劣化なしで自在に拡大、回転、装飾を行えるのが、ドローソフトならではの大きな魅力です。


「Adobe Illustrator CC 2014.1」とは?


 Illustratorは年々バージョンアップを繰り返し、その都度便利な新機能が追加されてきました。バージョン17からはブランド名がCS(Creative Suite)からCC(Creative Cloud)に変更され、インターネット経由でデータをダウンロードすればすぐに使えるアプリケーションとして生まれ変わりました。

 そのIllustratorの最新版が「Adobe Illustrator CC 2014.1」です。当サイトではこの最新版のことを略して「CC2014.1」と表記しています。
 「CC2014.1」は「ブランド名」「リリース年度」「バージョン番号の小数点第一位」の3つを組み合わせた名称で、Illustratorのバージョン番号で表すと「バージョン18.1」になります。

 Illustratorの歴代バージョン(バージョン7以降)の一覧おもな新機能を以下の表にまとめました。

 ポイントは下記のとおりです。
  • 「CC17」および「CC17.1」は「Illustrator CC」、「CC2014」および「CC2014.1」は「Illustrator CC 2014」という名前の別のアプリケーションとして同時に起動できる(起動時に大きく表示される名称はどちらも「Illustrator CC」)。
  • 「CC2014.1」という名称だけを見ると「2014年1月にリリースされたバージョンかな?」と思ってしまいがちだが、実際には「2014年10月にリリースされたバージョン」(2014年1月にリリースされたのは「CC17.1」)。
  • 単に「Illustrator CC」と呼ぶと、「バージョン17」のことなのか、「バージョン17以降のCCブランド全体」のことなのかがわかりづらいので注意が必要。


 CS6までのパッケージ販売時代は、バージョンアップの際に料金がかかることもあり、ユーザーによって異なるバージョンで作業が行われるのが普通でした。
 しかし、現在はIllustrator CCのユーザーならば誰でも常に最新バージョンを使えるようになり、最新機能の習得がいち早く求められる時代になりました。

 このブログがその一助になればうれしいです^^


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2015年1月19日月曜日

【Illustrator時短】1月のカレンダーを修正して2月のカレンダーをさっと描く


先月の記事「色々書き込めるシンプルなカレンダーを3分で描く」で作成した1月のカレンダーを下記の手順で修正すれば、2月のカレンダーをすばやく作成できます。

  1. 日付を変更します。
    1. [T]キーを押して〈文字ツール〉に切り替える。
    2. 修正したい日付をダブルクリックして選択。
    3. 正しい日付を入力。
    4. [esc]キーを押して文字編集モードを終了。
    5. ii〜ivの手順をくり返してすべての箇所を修正。
  2. 休日の色を変更します。
    1. [A][I]の順にキーを押す(〈ダイレクト選択ツール〉に一瞬切り替わった後ですぐに〈スポイトツール〉に切り替わる)。
    2. 色を変更したい日付(または枠線)を[command](Winでは[Ctrl])+クリックで選択。
    3. 吸い取りたい色の日付(または枠線)をクリック。
    4. i〜iiiの手順をくり返してすべての箇所を修正。

実際に修正を行った2月のカレンダーPDFは、下記から表示・印刷・ダウンロードできます。

PDFのダウンロード



1月のカレンダーには曜日と日付以外には何も書き込んでいませんでしたが、上記のカレンダーPDFには「建国記念の日」「節分」「雛祭り」の3つを記入してあります。
うちの家庭では下記のように、細かな予定やゴミの日を書き込んでからプリントアウトして壁に貼って使っています。


ぜひ、自分用に改造して使ってみてください^^


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この記事の更新履歴

  • 2015/1/19:公開。