2015年3月16日月曜日

クリックだけで曲線が描ける〈曲線ツール〉の基本【Illustrator CC2014.1 新機能】

「Illustrator CC2014 新機能」の連載がまだ未完結ではありますが、いったん仕切り直してCC2014.1の新機能を紹介する記事のシリーズを開始しようと思います(Illustratorのバージョンに関する詳細はこちら)。

 第1回目は久々に追加されたツールの新顔〈曲線ツール〉の基本についてです。

〈曲線ツール〉の特長メモ

  • 従来から搭載されている〈ペンツール〉ではドラッグしないと曲線が描けませんでしたが、CC2014.1の新機能〈曲線ツール〉ならクリックするだけで曲線を描けます。
  • できるだけシンプルな操作でベジェ曲線を描きたいときに使います。
  • キーを併用して直線を描いたり、描画済みのパスを編集したりすることもできます。

〈曲線ツール〉でクリックして曲線を描く

 例えば、下図のように4点を順番にクリックすれば、4点をスムーズに結んだ曲線を描けます。



 〈曲線ツール〉の記事は次回に続きます〜^^
 ブログで公開前の記事をFacebookページに掲載していますのでそちらもどうぞ!

この記事の更新履歴

  • 2015/3/16:公開。

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2015年3月10日火曜日

「ツモるDTP」のFacebookページ




 本ブログ「ツモるDTP」のFacebookページを開設しました。

 ブログに掲載する前の新着記事や、ブログの更新情報を掲載していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 当面は、Illustratorの新機能小ネタを中心にアップしていく予定です。

 ついでに、書籍「Illustrator デザイン時短技 ユーザー・ハンドブック」のFacebookページもありますので、そちらもよろしくお願いします^^


2015年2月16日月曜日

2015年3月のカレンダーPDF



 年末と先月にIllustratorですばやくカレンダーを作成する記事を掲載しましたが、そのカレンダーの3月版を作ったので公開します。
 印刷してそのまま使うもよし、改造するもよし。ご自由にお使いください。

 ちなみに我が家ではドラえもんのキャラクターを散りばめて使っています^^

PDFのダウンロード



カレンダーの作成・改造手順


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この記事の更新履歴

  • 2015/2/16:公開。

2015年2月15日日曜日

【Illustrator CC2014.1】メニュー項目一覧(ひと口解説付き)

最新バージョンのCC2015に対応したメニュー項目一覧を公開しました。CC2014.1の機能アップ項目や、新しく公開した無料記事へのリンクも記してありますので、今後はそちらをご利用ください。(2014.2.15)


 Illustratorのメニュー項目一覧(Illustrator CC2014.1対応版)を作成しました。
 「CC17.1」「CC2014」「CC2014.1」で機能アップした箇所には[NEW]マークや[UP]マークを掲載してありますので、新機能チェックなどにお役立てください。


メニュー項目一覧の表示


使いかた

  • 上部のタブをクリックすると、別のメニューに切り替えられます。
  • 「搭載Ver.」欄には、コマンドが最初に搭載されたバージョンを記載しています。空欄の項目はバージョン8以前からあったコマンドです。
  • 「機能UP」欄には、CC17.1/CC2014/CC2014.1で機能アップがあったかどうかを記載しています。「NEW」はCC17.1/CC2014/CC2014.1で追加された新機能、「UP」は強化された機能です(「UP」はCC17.1/CC2014/CC2014.1のすべてで強化、「17.1 UP」はCC17で強化、「2014 UP」はCC2014で強化、「2014.1 UP」はCC2014.1で強化)。
  • 「掲載先」欄は、書籍『Illustrator CC パーフェクトマスター』の何ページ目に機能の解説が掲載されているかを示しています(「章」「節」欄も同様)。CC17.1以降の新機能の場合は「クリックすると無料PDF記事の配布ページが開くリンク」等を掲載しています。
  • →『Illustrator CC パーフェクトマスター』の詳細はこちら

 細かな強化アップ項目の掲載漏れがあるかもしれません。判明次第追加していきますので、定期的にご来訪いただけると助かります^^


このページの更新履歴

  • 2015/6/14:表内の[表示]→[○○にスナップ]の無料記事へのリンクを追加。
  • 2015/6/14:表内の[ウィンドウ]→[コントロール]がCC2014の新機能と表示されてしまっていたのを修正し(正しくは「CC2014/CC17.1の新機能)、無料記事へのリンクを追加。
  • 2015/6/5:表内の[表示]→[コーナーウィジェットを表示/隠す]がCC2014の新機能と表示されてしまっていたのを修正(正しくは「CC17.1の新機能)。
  • 2015/6/5:表内の[オブジェクト]→[シェイプ]の無料記事へのリンクを追加。
  • 2015/6/3:表内の[ファイル]→[別名で保存...]の無料記事へのリンクを変更。
  • 2015/5/30:表内の[ウィンドウ]→[書式]→[段落]の無料記事へのリンクを追加。
  • 2015/5/29:表内の[ウィンドウ]→[アクション]の無料記事へのリンクを追加。
  • 2015/5/28:表内の[ウィンドウ]→[アドオンを参照...]の無料記事へのリンクを追加・変更。
  • 2015/5/24:表内の ツール→〈鉛筆ツール〉 、〈スムーズツール〉、〈ブラシツール〉、〈塗りブラシツール〉の無料記事へのリンクを追加・変更(鉛筆ツール関連記事一覧ページを新設)。
  • 2015/5/20:表内の ツール→〈ペンツール〉 、[ウィンドウ]→[変形]の無料記事へのリンクを変更(ペンツール関連記事一覧ページを新設)。
  • 2015/4/29:表内に[ワークスペース]→[タッチ]の無料記事へのリンクを追加。
  • 2015/4/8:表内に[書式]→[エリア内文字オプション...]と、[ウィンドウ]→[ライブラリ]の無料記事へのリンクを追加。表内に[書式]→[エリア内文字オプション...]に「CC2014.1 UP」マークを追加。
  • 2015/4/1:表内に[オブジェクト]→[パス]→[単純化...]の無料記事へのリンクを追加。
  • 2015/3/30:表内に〈曲線ツール〉、〈連結ツール〉の無料解説記事へのリンクを追加。
  • 2015/2/15:このページを公開。

2015年1月29日木曜日

【新刊】『Illustrator デザイン時短技 ユーザー・ハンドブック』本日1月29日発売!


 拙著『Illustrator デザイン時短技 ユーザー・ハンドブック』が本日1月29日に発売されました。

 知っておきたい「必須時短テク」から最新の「こだわり時短テク」まで、Illustratorの操作をスピードアップして作業時間を大幅に短縮するためのテクニックをとことん集めました。

  • イラストの3分描画レシピでイザに備えよう!
  • ショートカットキーは1つでも多く覚えて差をつけよう!
  • 新機能・注目機能の意外な利用法を知ってトクしよう!
  • スクリプトやアクションは躊躇せず導入しよう!
  • 定番作業のツボをつかんでストレスフリーに!

 上記の5つのポイントに沿った技が多数収録されていますので、ぜひ一冊お手元にどうぞ^^


 当ブログでは、本書の技術的な内容に関するサポート情報や最新の追加情報を公開していく予定です。
 ぜひ、定期的にのぞきに来てください^^

2015年1月20日火曜日

そもそもIllustrator「CC2014.1」とは何なのかという話

※この記事の内容は公開当時(2015年1月)のものです。新しい情報は、最新バージョンにあわせてこの記事をリライトした記事をご覧ください。
※この記事は、過去記事の「そもそもIllustrator『CC2014』とは何なのかという話」を、新バージョンの「CC2014.1」にあわせてリライトしたものです。


▲Illustrator CC2014.1の起動時に表示される画面


 このブログをたまたま開いてくださった方の中には、「そもそもCC2014.1とは何なのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。そこで、Illustratorとバージョン表記についてかんたんにまとめました。


「Adobe Illustrator」とは?


 Illustratorはプロからアマチュアまで、世界で最も多くの人に利用されている「ドロー系画像編集ソフト」です。パスと呼ばれる線でイラストや図を描画し、劣化なしで自在に拡大、回転、装飾を行えるのが、ドローソフトならではの大きな魅力です。


「Adobe Illustrator CC 2014.1」とは?


 Illustratorは年々バージョンアップを繰り返し、その都度便利な新機能が追加されてきました。バージョン17からはブランド名がCS(Creative Suite)からCC(Creative Cloud)に変更され、インターネット経由でデータをダウンロードすればすぐに使えるアプリケーションとして生まれ変わりました。

 そのIllustratorの最新版が「Adobe Illustrator CC 2014.1」です。当サイトではこの最新版のことを略して「CC2014.1」と表記しています。
 「CC2014.1」は「ブランド名」「リリース年度」「バージョン番号の小数点第一位」の3つを組み合わせた名称で、Illustratorのバージョン番号で表すと「バージョン18.1」になります。

 Illustratorの歴代バージョン(バージョン7以降)の一覧おもな新機能を以下の表にまとめました。

 ポイントは下記のとおりです。
  • 「CC17」および「CC17.1」は「Illustrator CC」、「CC2014」および「CC2014.1」は「Illustrator CC 2014」という名前の別のアプリケーションとして同時に起動できる(起動時に大きく表示される名称はどちらも「Illustrator CC」)。
  • 「CC2014.1」という名称だけを見ると「2014年1月にリリースされたバージョンかな?」と思ってしまいがちだが、実際には「2014年10月にリリースされたバージョン」(2014年1月にリリースされたのは「CC17.1」)。
  • 単に「Illustrator CC」と呼ぶと、「バージョン17」のことなのか、「バージョン17以降のCCブランド全体」のことなのかがわかりづらいので注意が必要。


 CS6までのパッケージ販売時代は、バージョンアップの際に料金がかかることもあり、ユーザーによって異なるバージョンで作業が行われるのが普通でした。
 しかし、現在はIllustrator CCのユーザーならば誰でも常に最新バージョンを使えるようになり、最新機能の習得がいち早く求められる時代になりました。

 このブログがその一助になればうれしいです^^


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2015年1月19日月曜日

【Illustrator時短】1月のカレンダーを修正して2月のカレンダーをさっと描く


先月の記事「色々書き込めるシンプルなカレンダーを3分で描く」で作成した1月のカレンダーを下記の手順で修正すれば、2月のカレンダーをすばやく作成できます。

  1. 日付を変更します。
    1. [T]キーを押して〈文字ツール〉に切り替える。
    2. 修正したい日付をダブルクリックして選択。
    3. 正しい日付を入力。
    4. [esc]キーを押して文字編集モードを終了。
    5. ii〜ivの手順をくり返してすべての箇所を修正。
  2. 休日の色を変更します。
    1. [A][I]の順にキーを押す(〈ダイレクト選択ツール〉に一瞬切り替わった後ですぐに〈スポイトツール〉に切り替わる)。
    2. 色を変更したい日付(または枠線)を[command](Winでは[Ctrl])+クリックで選択。
    3. 吸い取りたい色の日付(または枠線)をクリック。
    4. i〜iiiの手順をくり返してすべての箇所を修正。

実際に修正を行った2月のカレンダーPDFは、下記から表示・印刷・ダウンロードできます。

PDFのダウンロード



1月のカレンダーには曜日と日付以外には何も書き込んでいませんでしたが、上記のカレンダーPDFには「建国記念の日」「節分」「雛祭り」の3つを記入してあります。
うちの家庭では下記のように、細かな予定やゴミの日を書き込んでからプリントアウトして壁に貼って使っています。


ぜひ、自分用に改造して使ってみてください^^


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この記事の更新履歴

  • 2015/1/19:公開。