2016年4月12日火曜日

ゴシゴシこすって結合する(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説、今回はShaperツールで図形の結合を行う手順をお届けします。



Shaperツールで結合や消去を行う(その1)

 Shaperツールを使うと、重なった複数のパスの上をゴシゴシとこするだけで結合消去を行うことができます。
●今回編集を行う図形を確認する
 ここでは、下図の図形を例に解説します。ゴシゴシこする操作は、選択ツールで選択されていない状態で行います。
  • Shaperツールによる編集操作は、通常のパスShaperツールで描画していないパス)に対しても行うことができます。

領域を結合する


【コラム】編集時の効率的なこすり方は?

 Shaperツールで編集を行う際には、こする操作を何往復分くり返しても構いませんが、なるべく短くしたほうが作業効率を上げられます。


【コラム】結合後のカラーはどうなる?




 次回はShaperツールで消去を行う方法をお届けする予定です^^
 ブログで公開前の記事をFacebookページに掲載しますのでそちらもどうぞ!


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  • 2016/4/12:公開。

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2016年4月11日月曜日

手描き感覚で正多角形を描く(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説前回に引き続き、Shaperツールでの図形の描画法をお届けします。



Shaperツールで図形を描画する(その2)

正三角形を描く

  • Shaperツールで描いた正三角形角度は必ず90度または-90度になります。

正六角形を描く

  • Shaperツールで描いた正六角形角度は必ず0度または90度になります。

【コラム】Shaperツールで正五角形を描くには?

 Shaperツールで1回クリックして正多角形を選択すると、図形の周囲にライブ多角形編集用のウィジェットが表示され、辺の数半径の長さをドラッグ操作だけで変更できます。
 たとえば下記の手順を行えば、Shaperツールだけで様々な正多角形を描けます。




 次回はShaperツールで結合や消去を行う方法をお届けする予定です^^
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  • 2016/4/11:公開。

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2016年4月10日日曜日

手描き感覚で直線、円、長方形を描く(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 今回からIllustrator CC2015.2の新機能解説を開始します。

 まず最初にお届けするのは、ツールの目玉新機能。
 なぜか翻訳が中途半端なShaperツールです。


Shaperツールのツモるポイント

  • 円形長方形などの図形を手描き感覚で描くことができます。
  • 重なった複数の図形の合成消去「なぞる操作」だけで行うこともできます。
  • ペンタブレットタッチ画面を使って図形の描画や編集を行いたい際に役立つツールです。

Shaperツールで図形を描画する(その1)

Shaperツールで描画できる図形の種類
 Shaperツールでドラッグ操作を行うと、下記の5種類の図形を描画できます。
  • Shaperツールで描いた正三角形または正六角形は、Shaperツールを用いて辺の数を増減することもできます(→近日公開記事にて詳細解説予定)。
  • 【Shortcut】 Shaperツールに切り替える……[shift]+[N]

直線を描く

正円形、楕円形を描く

  • Shaperツールで描いた正円形の角度は必ず0度になります。
  • Shaperツールで描いた楕円形の角度は必ず0度または45度になります。
  • Shaperツールで描いた図形のカラーは、初期状態では必ず「線=K100(黒)」、「塗り=K10(薄い灰色)」になります。

正方形、長方形を描く

  • Shaperツールで描いた正方形長方形の角度は必ず0度または45度になります。



 次回はShaperツールで図形を描画する(その2)をお届けします^^
 ブログで公開前の記事をFacebookページに掲載しますのでそちらもどうぞ!


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  • 2016/4/10:公開。

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2016年4月6日水曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF改良版【2016年22〜28週】(5/23〜7/10分)


 「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」の改良版、2016年第22週〜第28週分(5/23〜7/10)を作ったので公開します。

 今回のカレンダーは、祝祭日がまったくない、なんともシンプルなものになりました。
 注目してほしいのが、7/1のところに入っている「183」の数字。これは7/1で1年のちょうど半分の183日が終わることを表しています。今年はうるう年なので、翌日の7/2から後半の183日がまた始まることになります。


PDFのダウンロード



 シンプルさはそのままに、昨年我が家でも実際に使ってみたうえでの不満点を解消できるように、様々な改良を加えてあります。→1月〜2月中旬までのカレンダーと改良点の詳細はこちら

 そのまま印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 次回は29〜35週目のカレンダーをお届けする予定です。


カレンダーの作成・改造手順


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  • 2016/4/6:公開。

2016年3月2日水曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF改良版【2016年15〜21週】(4/4〜5/22分)


 「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」の改良版、2016年第15週〜第21週分(4/4〜5/22)を作ったので公開します。

 今回のカレンダーのハイライトは、やはりゴールデンウィーク。1年で計16日ある国民の祝日のうち、4つが18〜19週目に集中しています。土曜日にも重なっていないので、5/2と5/6も休めれば10連休ということになり、海外旅行にも楽々行けちゃいますね(例によって零細文筆業の筆者には休日がないので無関係ですが……)。

 シンプルさはそのままに、昨年我が家でも実際に使ってみたうえでの不満点を解消できるように、様々な改良を加えてあります。→1月〜2月中旬までのカレンダーと改良点の詳細はこちら

 そのまま印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 次回は22〜28週目のカレンダーをお届けする予定です。

PDFのダウンロード



カレンダーの作成・改造手順


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  • 2016/3/2:公開。※昼過ぎに公開後1時間半ほど、5/3〜5/5の祝日が1日後ろにずれたデータになってしまっていたので修正しました。

2016年1月18日月曜日

新機能チェックに役立つ「Illustrator CC2015.2 メニュー項目一覧」



 Illustratorのメニュー項目一覧(Illustrator CC2015.2 対応版)を作成しました。
 「バージョンCC2015.2」の新機能には[NEW]マークを、「バージョンCC17.1」以降で機能アップした箇所には[UP]マークを掲載してありますので、新機能チェックなどにお役立てください。



メニュー項目一覧の表示

使いかた

おもな変更点

ツール

  • 〈Shaperツール〉が新たに追加されました。
  • バージョンCC2015.1で試験的に導入されていた〈CC Charts Tool〉(先進技術でグラフや図表を作成する機能)はCC2015.2では削除されました。今後また別の形で実装される予定とのことです。
  • 〈直線ツール〉、〈長方形ツール〉、〈角丸長方形ツール〉、〈楕円形ツール〉、〈多角形ツール〉の機能がアップしました(ライブシェイプ関連)。

[ファイル]メニュー

  • [選択範囲を書き出し...]が新たに追加されました。
  • [書き出し...]内の、SVG書き出し機能が強化されました。

[編集]メニュー

  • バージョンCC17から追加された[(設定を同期)※メールアドレス]、[環境設定]→[設定を同期...]がCC2015.2では削除されました。設定を別のマシンで使用したいときは[個別の設定]を利用します。

[オブジェクト]メニュー

  • [シェイプ]のサブメニュー名が変更され、操作対象が長方形を含むライブシェイプ全般に拡大されました。
  • [トリムマークを作成]の位置が移動しました(CC2014.1より前の状態に戻りました)。

[選択]メニュー

  • [共通]→[シェイプ]が、ライブシェイプ機能の強化に合わせて、ライブ長方形、ライブ直線、ライブ楕円形、ライブ多角形のそれぞれの種類ごとに選択可能になりました。

[効果]メニュー

[表示]メニュー

  • スマートガイド機能が強化されました。
  • [グラデーションガイドを表示/隠す]と[コーナーウィジェットを表示/隠す]の場所が移動しました。

[ウィンドウ]メニュー

  • [タッチ]ワークスペースに新しい操作パネルが追加されました。
  • [スタート][最近使用したファイル]という2つの特殊なワークスーペースが追加されました。
  • [エクステンション]に[shaperの紹介]が追加されました。
  • シンボルパネルにダイナミックシンボル機能が追加されました。
  • CCライブラリパネルに新機能が追加されました。
  • 変形パネルのライブシェイプ項目が強化されました。

[Illustrator CC]メニュー(Macのみ)

  • [環境設定]→[一般]の、〈長方形の角を拡大・縮小〉が〈角を拡大・縮小〉に変更されました。また、[スタート]と[最近使用したファイル]の2つのワークスペースに関する設定項目が追加されました。
  • [環境設定]→[スマートガイド]に、〈間隔ガイド〉が追加されました。
  • [環境設定]→[ファイル管理・クリップボード]に、〈最近使用したファイルの表示数〉が追加されました。
  • バージョンCC17から追加された[(設定を同期)※メールアドレス]、[環境設定]→[設定を同期...]はCC2015.2では削除されました。設定を別のマシンで使用したいときは[個別の設定]を利用します。
  • バージョンCC2015.1で追加された[環境設定]→[テクノロジープレビュー...](正式搭載前の試用版機能を使うかどうかを設定)はCC2015.2では削除されました。

 細かな強化アップ項目の掲載漏れがあるかもしれません。判明次第追加していきますので、定期的にご来訪いただけると助かります^^


このページの更新履歴

  • 2016/1/18:このページを公開。

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2016年1月4日月曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF改良版【2016年8〜14週】(2/15〜4/3分)



 「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」の改良版、2016年第8週〜第14週分(2/15〜4/3)を作ったので公開します。

 シンプルさはそのままに、昨年実際に我が家でも使ってみたうえでの不満点を解消できるように、様々な改良を加えてあります。→1月〜2月中旬までのカレンダーと改良点の詳細はこちら

 今年はオリンピックイヤー=うるう年ということで2月が1日多いわけですが、日給労働者は給料が増えて喜んだり、月給労働者は給料が減って悲しんだりするんでしょうか(筆者は出来高労働者なので、締切が1日延びるのがうれしいです)。
 そのまま印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 次回は15〜21週目のカレンダーをお届けする予定です。

PDFのダウンロード



カレンダーの作成・改造手順


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  • 2016/1/4:公開。