2015年7月8日水曜日

今までの10倍の64000%表示で細かな編集もラクラク【Illustrator CC2015新機能】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回は〈ズームツール〉等の新機能についてです。

最高表示倍率が今までの10倍にアップ

 以前のバージョンでは最高で6400倍までしか表示を拡大することができませんでした。CC2015からは最高で64000倍まで表示を拡大することができるようになり、細部まで描き込まれたイラストを制作する際に、より正確な編集が可能になりました。

 これは、たとえば3mmの米粒192mに膨らませて絵を描き、また3mmの大きさに戻せるようなもの。実物の米粒に絵を描くのは至難の業ですが、Illustratorならばさらに細かな絵もかんたんに描けるというわけです。






●ズームメニューの変更点




 次回もIllustratorの新機能についてお届けする予定です^^
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  • 2015/7/8:公開。

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2015年7月3日金曜日

シェイプ形成の範囲選択を自由な線で行う【Illustrator CC2015新機能】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回は〈シェイプ形成ツール〉の新機能についてです。


〈シェイプ形成ツールオプション〉ダイアログボックス




●〈選択範囲〉の使用例
 下図のようにパスを合体させる場合の操作の違いは以下の通りです。






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  • 2015/7/3:公開。

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2015年6月29日月曜日

ラバーバンドのオンとオフをツールごとに設定する【Illustrator CC2015新機能】



ラバーバンドの表示設定がツール別に可能に

 CC2015から、ラバーバンドを表示するかどうかを、〈ペンツール〉〈曲線ツール〉で個別に選択することができるようになりました。




 これにより「〈ペンツール〉の使用時はラバーバンドが邪魔だが、〈曲線ツール〉での描画時はラバーバンドで曲線の状態を逐一確認したい」という希望が叶うようになりました。
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  • 2015/6/29:公開。

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2015年6月28日日曜日

〈鉛筆ツール〉の「自動パス閉じ」機能を自在にカスタマイズ【Illustrator CC2015新機能】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回は〈鉛筆ツール〉の新機能についてです。


〈鉛筆ツール〉で「自動パス閉じ」の無効設定と有効距離設定が可能に

 バージョンCC2015から、〈鉛筆ツールオプション〉ダイアログボックス〈両端が次の範囲内のときにパスを閉じる〉が追加されました。


●上の設定でパスを描画した例




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  • 2015/6/28:公開。

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2015年6月26日金曜日

描画済みのオープンパスを〈曲線ツール〉で延長する(CC2015改良版)【Illustrator CC2015新機能】

 Illustrator CC2015の新機能解説、今回も〈曲線ツール〉の新機能についてです。

 描画済みのオープンパスを〈曲線ツール〉で延長すること自体はCC2014.1でもできましたが(こちらの記事を参照)、CC2015からは、始点から延長する手順がより簡単になりました。以下に、終点から延長する手順CC2014.1と同様の方法)と、始点から延長する手順CC2015からの新しい方法)をあわせて紹介します。

終点から延長する(CC2014.1以降)

 オープンパスを選択してから〈曲線ツール〉に切り替えれば、終点からパスの描画を続けられます。


始点から延長する(CC2015以降)

 オープンパス始点からパスを延長して描画したいときは、以前のバージョンでは、いったん〈ペンツール〉で始点をクリックする必要がありました。CC2015からは [esc]キーを押してから〈曲線ツール〉始点をクリックするだけで、始点からパスを延長できるようになりました。



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  • 2015/6/26:公開。

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2015年6月24日水曜日

〈曲線ツール〉で既存のパスを吸収合併【Illustrator CC2015新機能】

 今回からIllustrator CC2015の新機能解説を開始します。CC2014の新機能もまだ少し解説していない部分がありますが、並行して更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。

「記事は小分けにしたほうがリンクからたどりやすい」というご意見をいただきましたので、CC2015の新機能記事は、なるべくひとつの記事が少量になるようにお届けしたいと思います(様々なご意見をお待ちしています^^)。

 今回は〈曲線ツール〉の新機能についてです。


〈曲線ツール〉で描画中に既存のパスを取り込む

 以前のバージョンでは、〈曲線ツール〉描画中のパスすでに描画済みの別のパス(ここでは既存のパスと呼びます)を連結することはできませんでした。CC2015からは、〈曲線ツール〉描画中のパス既存のパスの端を連結し、連結した場所とは反対側の端から描画を続けられるようになりました。



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  • 2015/6/24:公開。

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2015年6月17日水曜日

Illustrator CC2015 メニュー項目一覧(ひと口解説付き)




 Illustratorのメニュー項目一覧(Illustrator CC2015〜CC2015.1 対応版)を作成しました。
 「CC17.1」「CC2014」「CC2014.1」で機能アップした箇所にも[NEW]マークや[UP]マークを掲載してありますので、新機能チェックなどにお役立てください。



メニュー項目一覧の表示

※公開後1時間ほど、上記のリンクが誤っておりましたので修正しました。申し訳ありませんでした。

使いかた

  • 上部のタブをクリックすると、別のメニューに切り替えられます。
  • 「搭載Ver.」欄には、コマンドが最初に搭載されたバージョンを記載しています。空欄の項目はバージョン8以前からあったコマンドです。
  • 「機能UP」欄には、CC17.1〜CC2015で機能アップがあったかどうかを記載しています。「NEW」CC17.1〜CC2015で追加された新機能「UP」強化された機能です(「UP」はCC17.1〜CC2015のすべてで強化、バージョン名が併記されている場合はそのバージョンで強化)。
  • 「掲載先」欄は、書籍『Illustrator CC パーフェクトマスター』の何ページ目に機能の解説が掲載されているかを示しています(「章」「節」欄も同様)。CC17.1以降の新機能の場合は「クリックすると無料PDF記事の配布ページが開くリンク」等を掲載しています。
  • →『Illustrator CC パーフェクトマスター』の詳細はこちら

 細かな強化アップ項目の掲載漏れがあるかもしれません。判明次第追加していきますので、定期的にご来訪いただけると助かります^^


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  • 2015/8/25:[ツール]タブに〈CC Charts Tool〉(バージョンCC2015.1の機能)を追加。[編集]タブと[Illustrator CC]タブに[環境設定]→[テクノロジープレビュー]を追加。
  • 2015/7/8〜9:無料解説記事へのリンクがPDFになっていた箇所を、Webページが開くように変更。
  • 2015/7/8〜9:新機能記事の公開にあわせ、表内の〈ズームツール〉、〈プリント分割ツール〉、[表示]→[ズームイン]の無料解説記事へのリンクを追加・変更。
  • 2015/7/3:表内に〈シェイプ形成ツール〉の新機能の無料解説記事へのリンクを追加。
  • 2015/6/29:表内に「環境設定→選択範囲・アンカー表示」ページへのリンクを追加。
  • 2015/6/17:このページを公開。

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