2017年12月31日日曜日

数字が見やすい超シンプルカレンダーPDF【2018年1月〜2月中】



PDFのダウンロード

上記のリンクをクリックするとPDFを表示・ダウンロードできます。


2018年もカレンダーPDFをよろしくお願いします

前回、「カレンダー以外のPDFになるかも」といったことを書きましたが
やはりカレンダーの需要が高いだろうということで、
引き続きカレンダーPDFをお届けします。

昨年のカレンダーは「シンプルカレンダー」と謳いながらも
さまざまな情報が書き込まれた「それほどシンプルではない」作りになっていたので
2018年は「超シンプル」なデザインにしました。

A4に印刷したものを壁に貼ったときに
遠くからでも日付が見えるように「数字は大きく」、
予定が書き込みやすいように「数字の色は薄く」しました。

また、次の月のカレンダーを作るときに「1分」で作れるように、
構造もとてもシンプルにしました。

「カレンダーの作成方法」や、
「1分で更新する方法」は
また別の記事で解説します。


このカレンダーPDFについて

そのままA4用紙に印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。
ご自由にお使いください。
[ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみると
オリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

次回はこの続きのカレンダーと、
カレンダーの作成法についてお届けする予定です。
それではよいお年を!


関連記事




この記事の更新履歴

  • 2017/12/31:公開。

2017年10月28日土曜日

そもそもIllustrator「CC2018」とは何なのかという話

※この記事は、過去記事の「そもそもIllustrator『***』とは何なのかという話」を、新バージョンの「CC2018」にあわせてリライトし、最新情報を追加したものです。


このブログをたまたま開いてくださった方の中には、
「そもそもCC2018とは何なのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
そこで、Illustratorとバージョン表記についてかんたんにまとめました。

Illustratorのバージョンの確認方法


上の図は、Illustrator CC2018を起動したときに表示される画面です。
今までのバージョンとは異なり、上図の起動画面では
Illustratorのリリース番号バージョン番号が確認できません。
(→参考記事:Illustrator CC 2018リリース! バージョンがわかりにくい謎仕様


Illustratorのバージョン番号は、
[Illustrator](Winでは[ヘルプ])→[Illustratorについて...]
を選択すると表示できます(下図)。



今までのバージョンでは、上の画面で「2017.1」等のリリース番号も確認できた
のですが、今回は表示されません。

リリース番号を確認するには、Dock(Winではタスクバー)のIllustratorのアイコンに
ポインターをあわせます(下図)。





「Adobe Illustrator」とは?

Illustratorはプロからアマチュアまで、世界で最も多くの人に利用されている
「ドロー系画像編集ソフト」です。
パスと呼ばれる線でイラストや図を描画し、
劣化なしで自在に拡大、回転、装飾を行えるのが、
ドローソフトならではの大きな魅力です。



「Adobe Illustrator CC 2018」とは?

Illustratorは年々バージョンアップを繰り返し、
その都度便利な新機能が追加されてきました。

バージョン17からはブランド名が
CS(Creative Suite)から
CC(Creative Cloud)に変更され、
インターネット経由でデータをダウンロードすれば
すぐに使えるアプリとして生まれ変わりました。


そのIllustrator CCの最新版が「Adobe Illustrator CC 2018」です。
当サイトではこの最新版のことを略して「CC2018」と表記しています。



歴代バージョンとおもな新機能は表で確認すればわかりやすい

Illustratorの歴代バージョン(バージョン7以降)の一覧おもな新機能
以下の表にまとめました。





「CC2015.3」だけがリリース番号とバージョン番号の付き方が特殊なので注意

「CC2017.1」等と表されるリリース番号は、
「ブランド名(「CC」)」
「リリースされた年(またはその前年または翌年)」
「バージョン番号の小数点第一位(ない場合は省略)」
の3つを組み合わせた名称
で、「CC2017.1」はIllustratorのバージョン番号で表すと「21.1」です。

ただし、「CC2015.3」のアップデート時のみ、
バージョン番号がひとつ上がって「20」になっているので注意が必要です。

おそらく、
「本当はCC2016にしたかったが、大々的にメジャーアップデートを
謳うほどの目玉機能を追加できなかったからCC2015.3という呼称にした」
ということなのでしょうが、それならば内部バージョン番号も
「20」ではなく「19.3」にしてくれたらスッキリしたのに……と思います。




いろいろなバージョンのIllustratorを同時に起動できる

異なるバージョンのIllustratorを、複数同時に起動することができます。
下表で「アプリの起動ファイルの名称」が異なれば、
別のアプリとして同時起動できます。



おさえておきたいその他のポイントは?

  • 「CC2015.3」等の表記は、
    「リリース年」と「リリース月」を表しているわけではないので注意。
    「CC2015.3」は「2015年3月にリリースされたバージョンかな?」と
    思ってしまいがちだが、実際には「2016年6月にリリースされたバージョン」
  • 単に「バージョンCC」と呼ぶと、「バージョン17」のことなのか、
    「バージョン17以降のCCブランド全体」のことなのかがわかりづらいので注意
    (当サイトでは「バージョン17」のことは「CC17」と表記)。


CS6までのパッケージ販売時代は、バージョンアップの際に料金がかかることもあり、
ユーザーによって異なるバージョンで作業が行われるのが普通でした。

しかし、現在はIllustrator CCのユーザーならば誰でも常に最新バージョンを使える
ようになり、最新機能の習得がいち早く求められる時代になりました。

このブログがその一助になればうれしいです^^


【お知らせ】これらの新機能や従来の機能を徹底解説した書籍です

 
電子書籍『Illustrator CC2015+CC パーフェクトマスター』
は、
CC17.1〜CC2015の新機能を詳細に解説した
『Illustrator CC2015 パーフェクトマスター』と、
CC17の全機能を詳細に解説した
『Illustrator CC パーフェクトマスター』の
2冊が一緒になったIllustrator解説書の決定版です。

1000ページ超のボリュームで全機能を解説した完全版。
コストパフォーマンスの高い書籍になっております。

CC2015.2以降の新機能を解説した書籍も準備中です^^

この記事の更新履歴

  • 2017/10/28:公開。

関連記事

2017年10月26日木曜日

いろいろメモできるシンプル方眼カレンダーPDF【2017年11月下〜年明】



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上記のリンクをクリックするとPDFを表示・ダウンロードできます。


次回、2018年はスケジュール帳PDF?

2017年最後のカレンダーPDFとなりました。
2018年はまた別のデザインのカレンダーPDFをお届けするか、
スケジュール帳等のまた別のフォーマットのPDFをお届けするか
現在検討中です。
ご希望がありましあら、お気軽にお寄せください^^

このカレンダーPDFについて

そのままA4用紙に印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。
ご自由にお使いください。
[ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみると
オリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

「w1」等は、その日がその年の何週目かを、
「d50」等は、その日がその年の何日目かを表しています。
祝日名の頭の丸数字は、それがその年の何番目の祝日かを表しています。



関連記事1

関連記事2……カレンダー(2015年版)の作成・改造手順




この記事の更新履歴

  • 2017/10/26:公開。

Illustratorのアップデート時に必ずやっておきたいオプション設定

アップデート時には以前のバージョンを消さないように注意!

今回リリースされた「Illustrator CC2018」をはじめ、
CC製品のアップデートの際には[詳細オプション]をクリックして

「以前の設定および環境設定を読み込む」
「以前のバージョンを削除」

のチェックを外しておきましょう。

こうしておけば、最新バージョンと以前のバージョンを
それぞれ別に起動できるようになるので、
最新バージョンで不具合が出た場合に対処可能になります。



※下図のように、「CC2018」と「CC2017」が
 それぞれ別のアプリとして共存するようになる。



Illustrator CC 2018リリース! バージョンがわかりにくい謎仕様

遅い投稿となってしまいましたが、
Illustrator CC 2018(2017.10.18リリース)が公開されました。

バージョンがわかりにくい謎仕様


起動画面(上図)には「CC 2018」の文字はありませんが、
Dockのアイコンにポインターをあわせるとしっかりと「CC 2018」と表示されます。



アプリのインストール時にも「CC」としか表示されないので
非常に紛らわしいです。
「2018」や「バージョン番号」をきちんと表示したほうが
区別ができていいと思うのですが……。

意図的なのか、単なるミスなのか、謎です。



当ブログではCC2018の情報を随時更新予定なので、
よろしくお願いします^^

2017年9月17日日曜日

いろいろメモできるシンプル方眼カレンダーPDF【2017年10月中〜11月下】


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日付をずらしても「土曜日は青」「日曜日は赤」に自動着色する技

今までのカレンダーは、改造時に日付をずらすと青い日付や赤い日付もずれてしまうのでいちいち色を変更する必要がありました。
そんな不便を解消するために、今回のカレンダーでは日付の前面に描画モードを「比較(明)」にした色付きの長方形を配置してあります。
これで日付を数日だけずらしても、土曜日と日曜日の列は自動的に青と赤で着色されるようになり、更新作業がよりすばやく行えるようになりました。

このカレンダーPDFについて

そのままA4用紙に印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。
ご自由にお使いください。
[ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみると
オリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

「w1」等は、その日がその年の何週目かを、
「d50」等は、その日がその年の何日目かを表しています。
祝日名の頭の丸数字は、それがその年の何番目の祝日かを表しています。



次回は11〜12月のカレンダーをお届けする予定です。


関連記事1

関連記事2……カレンダー(2015年版)の作成・改造手順




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  • 2017/9/17:公開。

2017年8月9日水曜日

いろいろメモできるシンプル方眼カレンダーPDF【2017年9月上〜10月中】


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上記のリンクをクリックするとPDFを表示・ダウンロードできます。


この期間には祝日が3回も

僕は自営業なので祝日は関係なく忙しく働いているのですが、やはり祝日があるとモチベーションが上がるものでしょうか。

豪華客船で働く人は例えば「4か月働いて、2か月休む」というサイクルだそうで、それもいいなぁと思ったり、実際にはそんなによくないのかもなぁと思ったり、色々考える猛暑の昼下がりです。

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そのままA4用紙に印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。
ご自由にお使いください。
[ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみると
オリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

「w1」等は、その日がその年の何週目かを、
「d50」等は、その日がその年の何日目かを表しています。
祝日名の頭の丸数字は、それがその年の何番目の祝日かを表しています。



次回は10〜11月のカレンダーをお届けする予定です。


関連記事1

関連記事2……カレンダー(2015年版)の作成・改造手順




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  • 2017/8/9:公開。

2017年6月24日土曜日

いろいろメモできるシンプル方眼カレンダーPDF【2017年7月下〜9月上】


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8月は3連休

8月は11〜13日が3連休ですが、夏休みの子供にとっては関係ないので
あまりありがたがられない山の日は、「かわいそうな祝日」といえるかも
しれないですね。

子供の夏休みをずらす「キッズウィーク」も議論されていますが
今後どうなっていくのでしょうか。
個人的には、こぞって同じ時期に出かけて渋滞を起こすのは
あまり賢くない光景に見えるので
日取りをずらしてレジャーを楽しめる点は賛成です。

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そのままA4用紙に印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。
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[ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみると
オリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

「w1」等は、その日がその年の何週目かを、
「d50」等は、その日がその年の何日目かを表しています。
祝日名の頭の丸数字は、それがその年の何番目の祝日かを表しています。



次回は9月〜10月のカレンダーをお届けする予定です。


関連記事1

関連記事2……カレンダー(2015年版)の作成・改造手順




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  • 2017/6/24:公開。

2017年5月17日水曜日

いろいろメモできるシンプル方眼カレンダーPDF【2017年6月中〜7月下】


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上記のリンクをクリックするとPDFを表示・ダウンロードできます。


2017年も折り返し

今回のカレンダーで2017年も半分以上が過ぎました。
7月2日が2017年のちょうど中間の「183日目」にあたります。
昨今は痴漢を疑われて線路に飛び降りる人が多いようですが、
下半期に向けていいニュースが流行って欲しいものです。


このカレンダーPDFについて

そのままA4用紙に印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。
ご自由にお使いください。
[ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみると
オリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

「w1」等は、その日がその年の何週目かを、
「d50」等は、その日がその年の何日目かを表しています。
祝日名の頭の丸数字は、それがその年の何番目の祝日かを表しています。



次回は6月中旬〜7月のカレンダーをお届けする予定です。


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関連記事2……カレンダー(2015年版)の作成・改造手順




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  • 2017/5/17:公開。

2017年4月9日日曜日

新機能チェックに役立つ「Illustrator CC2017.1 メニュー項目一覧」



Illustratorのメニュー項目一覧(Illustrator CC2017.1 対応版)を作成しました。

新機能チェックなどにお役立てください。


メニュー項目一覧の表示

使いかた

  • 上部のタブをクリックすると、別のメニューに切り替えられます。
  • 各欄の説明は一番右の[※使い方]に記載してあります。
  • 「バージョンCC2015.2」以降の新機能には[NEW]マークがついています。
  • 「バージョンCC17.1」以降で機能アップした箇所には[UP]マーク(CC2015.2以降のUPは赤、それ以前のUPは紫)が付いています。
  • →『Illustrator CC2015+CC パーフェクトマスター』の詳細はこちら


細かな強化アップ項目の掲載漏れがあるかもしれません。判明次第追加していきますので、定期的にご来訪ください。
また、お気づきの点がありましたらコメントやSNS等でご一報お願いします^^


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  • 2017/4/9:このページを公開。

関連記事

そもそもIllustrator「CC2017.1」とは何なのかという話

※この記事は、過去記事の「そもそもIllustrator『***』とは何なのかという話」を、新バージョンの「CC2017.1」にあわせてリライトし、最新情報を追加したものです。


↑Illustrator CC2017.1の起動時に表示される画面。
CC2017のときと同じ画面で、まだ太陽が昇る様子はない

↑画面の左部分でリリース番号が確認できる

バージョン番号は、
[Illustrator](Winでは[ヘルプ])→[Illustratorについて...]
を選択すると表示できる(上図の左下)。


 このブログをたまたま開いてくださった方の中には、「そもそもCC2017.1とは何なのか?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。そこで、Illustratorとバージョン表記についてかんたんにまとめました。



「Adobe Illustrator」とは?

 Illustratorはプロからアマチュアまで、世界で最も多くの人に利用されている「ドロー系画像編集ソフト」です。パスと呼ばれる線でイラストや図を描画し、劣化なしで自在に拡大、回転、装飾を行えるのが、ドローソフトならではの大きな魅力です。



「Adobe Illustrator CC 2017.1」とは?

 Illustratorは年々バージョンアップを繰り返し、その都度便利な新機能が追加されてきました。バージョン17からはブランド名がCS(Creative Suite)からCC(Creative Cloud)に変更され、インターネット経由でデータをダウンロードすればすぐに使えるアプリケーションとして生まれ変わりました。


 そのIllustratorの最新版が「Adobe Illustrator CC 2017.1」です。当サイトではこの最新版のことを略して「CC2017.1」と表記しています。



歴代バージョンとおもな新機能は表で確認すればわかりやすい

 Illustratorの歴代バージョン(バージョン7以降)の一覧おもな新機能を以下の表にまとめました。





「CC 2015.3」からリリース番号とバージョン番号のルールがぐちゃぐちゃに

「CC2015.2」までは、
「CC2015.2」という表記は「ブランド名」「リリース年度」「バージョン番号の小数点第一位(ない場合は省略)」の3つを組み合わせた名称(「CC2015.2」はIllustratorのバージョン番号で表すと「バージョン19.2」
……という説明があてはまっていたのですが、CC2015.3では、リリース年度はそもそも「2016」年だし、バージョン番号は「20」となっていて、これまでのルールがまるであてはまらなくなってしまいました。

 おそらく、「本当はCC2016にしたかったが、大々的にメジャーアップデートを謳うほどの目玉機能を追加できなかったからCC2015.3という呼称にした」ということなのでしょうが、それならば内部バージョン番号も「20」ではなく「19.3」にしてくれたらスッキリしたのに……と思います。


↑Illustratorのバージョン番号はメニューから
[ヘルプ]→[システム情報...]を選択して表示することもできる



おさえておきたいポイントは?

  • 「CC17」と「CC17.1」は「Illustrator CC」、「CC2014」と「CC2014.1」は「Illustrator CC 2014」、「CC2015」と「CC2015.1」と「CC2015.2」は「Illustrator CC 2015」、「CC2015.3」は「Illustrator CC 2015.3」、「CC2017」と「CC2017.1」は「Illustrator CC 2017」という名前の別のアプリケーションとして同時に起動できる(起動時に大きく表示される名称はどれも「Illustrator CC」)。

  • 「CC2015.3」という名称だけを見ると「2015年3月にリリースされたバージョンかな?」と思ってしまいがちだが、実際には「2016年6月にリリースされたバージョン」
  • 単に「バージョンCC」と呼ぶと、「バージョン17」のことなのか、「バージョン17以降のCCブランド全体」のことなのか、「CC2015.3等の特定のバージョン」を表しているのかがわかりづらいので注意が必要。


 CS6までのパッケージ販売時代は、バージョンアップの際に料金がかかることもあり、ユーザーによって異なるバージョンで作業が行われるのが普通でした。
 しかし、現在はIllustrator CCのユーザーならば誰でも常に最新バージョンを使えるようになり、最新機能の習得がいち早く求められる時代になりました。

 このブログがその一助になればうれしいです^^


【お知らせ】これらの新機能や従来の機能を徹底解説した書籍です

 
電子書籍『Illustrator CC2015+CC パーフェクトマスター』
は、
CC17.1〜CC2015の新機能を詳細に解説した『Illustrator CC2015 パーフェクトマスター』と、
CC17の全機能を詳細に解説した『Illustrator CC パーフェクトマスター』の2冊が一緒になったIllustrator解説書の決定版です。

1000ページ超のボリュームで全機能を解説した完全版。
コストパフォーマンスの高い書籍になっております。

CC2015.2以降の新機能は、当ブログの記事で補足解説を行う予定です^^

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  • 2017/10/28:誤字を一か所修正。
  • 2017/4/9:公開。

関連記事

2017年3月31日金曜日

いろいろメモできるシンプル方眼カレンダーPDF【2017年5月〜6月中】


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上記のリンクをクリックするとPDFを表示・ダウンロードできます。


1行目にGWの5連休

今年は5月の第1週に5連休がありますが、筆者は定職を持たない身なので
例によってまるで関係なく、「毎年カレンダーを作っていて虚しい気持ちに
なる瞬間がまたやってきた」という感想しかありません。

最近はプレミアムフライデー等の話題もありますが、
筆者の周りでは景気が回復した印象はまるでないので
表面的な話題だけに惑わされず、
政権には「景気回復」「経済格差の解消」に向けて
もっと抜本的な改革をしてもらいたいものだと思います。

ふるさと納税などという
金持ちだけが得をする不公平な制度が
なぜまかり通っているのか。
つくづく不思議な社会だなぁと思います。


このカレンダーPDFについて

そのままA4用紙に印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。
ご自由にお使いください。
[ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみると
オリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

「w1」等は、その日がその年の何週目かを、
「d50」等は、その日がその年の何日目かを表しています。
祝日名の頭の丸数字は、それがその年の何番目の祝日かを表しています。



次回は6月中旬〜7月のカレンダーをお届けする予定です。


関連記事1

関連記事2……カレンダー(2015年版)の作成・改造手順




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  • 2017/3/31:公開。

2017年2月25日土曜日

テープ起こしはGoogle音声入力で

意外と面倒なテープ起こし

DTPをやっていると、インタビュー等のテープ起こしをする機会もあります。

この「テープ起こし」という作業は一見簡単そうな印象がありますが、
やってみると頭も使うし、時間もかかる、意外とやっかいな作業です。

たたき台となる文字原稿(スピーチの下書きのようなもの)があれば
全体の内容やボリューム、出てくるキーワードを念頭に置いて作業できるので
その分だけサクサク進められますが、
原稿がまるでないときは、ゼロから手探りで文字に起こしていかないといけないため
労力がかかり、作業中のストレスも段違いです。


そこで、いろいろと頭を悩ませた末に、
「『たたき台文字原稿』を音声入力で作れないものか」
という考えに至りました。

音声入力はまだまだ発展途上の技術なので、
完璧な原稿が一発で作れるとは思えません。
しかし、テープ起こしの際のたたき台となるレベルの原稿であれば
作れるんじゃないか。そう思ったのです。


まずは「Macの音声入力機能」を試してみましたが、
すぐに音声入力が途切れてしまうので断念。
私の環境の問題かもしれませんが、
短文の入力しか想定されていないのかもしれません。


Googleドキュメントで音声入力を行う手順

そこで、次に試してみたのが、「Googleドキュメントの音声入力機能」です。
以下に手順をメモしておきます。

  1. パソコンとスマホ等を「音声LINEケーブル」(電気店等で購入可能)でつなぐ。
  2. パソコンのサウンド設定で、「音声入力=LINE入力」に設定。
  3. パソコンのWebブラウザーでGoogleドキュメントのページを開く。
  4. 白紙の新規ドキュメントを作成。
  5. メニューから[ツール]→[音声入力...]を選択。
  6. スマホ等で音声ファイルを再生。

これで、自動的に音声がどんどん文章化されていきます。


うまくいかない場合の確認点

うまくいかない場合は、下記の点などを確認します。
  • パソコンのサウンド設定画面のインジケーター等を見ながら、入力音声が適切かどうかを確認する(声が大きいときに、インジケーターが右まで触れる程度に、スマホ等の音量を上げる。私の場合はスマホの音量は最大が最適でした)。



音声入力中の注意点

音声入力中は下記の点などに注意します。
  • スマホがスリープしないように、設定を変更しておく。または定期的に画面にタッチ(Google Play Musicプレーヤで再生していた場合は、再生バーの周囲の暗いところをタップすると再生が止まってしまうので、ファイル名のあたりをタップ)
  • 音声入力が止まってしまっているようであれば、スマホの一時停止ボタンをタップ。音声入力をいったん停止し、すぐに再度開始。スマホで再度再生。
  • Googleドキュメントのマイクのマークに色が付いているときが、音声入力がオンになっている状態。その周囲が線で囲まれているときが実際に音声の認識作業が行われている状態(下図参照)。文字の自動入力が止まってしまったときは、これらのことを判断材料にして、音声のない状態が続いているせいなのか、認識作業がうまくいっていないのかを判断する。
▲音声入力がオフの状態
▲音声入力がオンの状態(音声検知前?)


▲音声入力がオンの状態
(いったん音声を検知した後で、
音声が入力されていないとき?)

実際に音声が入力中の状態




その他、個人的メモ

  • うっかり停止してしまった場合に、どこから再生を再開したらいいかをわかりやすくするには、AndroidであればAudipoアプリを使うといい。
  • Dropboxから音声ファイルをダウンロードした場合は、「/Android/data/com.dropbox.android/files」内にファイルがある。



実際にはちょいちょい入力が止まってしまうので、
1時間のテープ起こしを行う際には、
1時間パソコンの前で監視しておく必要があります。

しかし、自動で入力されていく様をゆったりと眺めるだけでいいので、
例えば「1時間の音声のテープ起こしに6時間以上かかる」という場合などに、
いったん1時間かけて自動入力でたたき台原稿を作っておき、
その後それをもとに2時間で完成原稿を仕上げられる
……のであれば、3時間分も短縮になってお得ではないでしょうか。


もっといい方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せください^^



この記事の更新履歴

  • 2017/3/7:個人的メモを追記。
  • 2017/2/25:公開。

2017年2月17日金曜日

[表示]→[ピクセルにスナップ]メニューが独立【Illustrator CC2017新機能】

Illustrator CC2017に関する小ネタです。

CC2015.3の[表示]メニュー下部

Illustrator CC2015.3までは、
[表示]→[ピクセルプレビュー]にチェックが入っているときにのみ、
[表示]→[グリッドにスナップ]が
[表示]→[ピクセルにスナップ]に変化していました。



▲CC2017の[表示]メニュー下部
Illustrator CC2017では、
[表示]→[ピクセルにスナップ]が
[表示]→[グリッドにスナップ]から独立した単独項目になり、
[表示]→[ピクセルプレビュー]にチェックが入っていないときでも
ピクセルへのスナップのオンとオフを切り替えられるようになりました。


先日公開した「メニュー一覧」では
上記の変更点が反映されておりませんでしたので 該当箇所を修正しました。





この記事の更新履歴

  • 2017/2/17:公開。

関連記事

2017年2月15日水曜日

いろいろメモできるシンプル方眼カレンダーPDF【2017年3月中〜4月】


PDFのダウンロード

上記のリンクをクリックするとPDFを表示・ダウンロードできます。


4月末までピッタリ

今回は4月末までがピッタリ入った気持ちのいい回となりました^^


このカレンダーPDFについて

そのままA4用紙に印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。
ご自由にお使いください。
[ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみると
オリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

「w1」等は、その日がその年の何週目かを、
「d50」等は、その日がその年の何日目かを表しています。
祝日名の頭の丸数字は、それがその年の何番目の祝日かを表しています。



次回は5月〜6月中旬のカレンダーをお届けする予定です。


関連記事1

関連記事2……カレンダー(2015年版)の作成・改造手順




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  • 2017/2/15:公開。

2017年2月2日木曜日

謎の機能[ウィンドウ]→[ラーニング]の正体は?【Illustrator CC2017】

Illustratorの新機能解説記事の更新がしばらく滞っていましたが、
Illustrator CC2015.2以降の未解説の新機能の記事を
これからもお届けできればと思っています。

その試運転として、今回はCC2017の謎の機能の話をひとつ。



Illustrator CC2017の[ウィンドウ]メニューに見知らぬコマンドが!?

IllustratorのバージョンCC2017[ウィンドウ]メニューを表示すると、過去のバージョンにはなかった[ラーニング]という項目が表示されます。



しかし、この[ラーニング]は、何をどうやってもグレーのままで
選択することすらできません。

当然、何の役にも立ちません。

いったい何なんだこの機能は!?
もしかしたらうちのパソコンにだけ表示される幽霊機能なのでは!?
……と恐怖に怯えた僕は、Adobeの人におそるおそる真相を聞いてみました。



答えは「現状日本語版では搭載されていない実験的なリンク」とのことでした。

英語版等では、選択すると
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/tutorials.html
に該当するページが開くようになっているが、
日本語版では現段階では動作しない
……ということのようです。

実験的なリンクを灰色で表示させておく必要性はまるでないので、
つまりおそらく、
「英語版のIllustratorを日本語にローカライズする際に機能を付け忘れた」
ということでしょう。

疑問が解決してよかったことはよかったのですが、
以前にも同じようなことがあったような……。
(過去記事→Illustratorの謎の機能[HSB/HSL]の正体は?



次期アップデートの際に修正されるとは思いますが、
そもそも[ウィンドウ]メニュー内のこの周辺には、
各パネルを開くための項目が並んでいるので、
単に「ラーニングとサポート」ページを開くだけの項目ならば
この位置にあるのは場違いです。

[ヘルプ]メニューから選択できるようにしたほうが自然でしょう
ラーニングとサポートパネルが開くならば[ウィンドウ]メニュー内で
いいと思うのですが)。


ともかく、早急にアップデートされることに期待です^^



※ブログで公開前の記事をFacebookページに掲載しますのでそちらもどうぞ!


この記事の更新履歴

  • 2017/2/2:公開。

関連記事

2017年2月1日水曜日

Adobe Stockの無料キャンペーンで2万円請求されるトラブル【アドビ】

先日の
という記事を投稿した日に、Adobe Stock に関する似たようなトラブルが話題になっていたので紹介します。



くわしくは下記のリンク先をご覧ください。





これもまた、なんとか料金を徴収したいという手口だと思います。
問題を重く見たAdobeは公式にアナウンスを出しました。





割安キャンペーントラブルに関してはまだ公式なアナウンスはないようなので
そちらも公式アナウンスをしたうえで、きちんと改善してほしいものです。

くれぐれもご注意ください。


この記事の更新履歴

  • 2017/2/1:公開。「Adobeのサービス「Adobe stock」初月の無料期間中に解約しようとすると違約金2万円請求されるケースが多発」のリンク先URLが誤っておりましたので修正しました。