2016年4月20日水曜日

直線の長さと角度を数値入力で変更する(変形パネルでライブ直線)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説、今回は、変形パネルに新たに追加されたライブ直線関連機能についての基本情報をお届けします。



変形パネルに新規追加された「線のプロパティ」欄とは?

 バージョンCC2015.2から、直線ツールShaperツールで描いた直線を選択しているときのみ、変形パネル「線のプロパティ」欄が表示され、線の長さ角度を数値で指定できるようになりました。

●選択する対象物によって変形パネルの表示が変わる

数値入力で線の長さと角度を変更する


「線のプロパティ」欄・各部の名称




 次回は変形パネル内のライブ直線機能についての補足と応用記事をお届けする予定です^^
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  • 2016/4/21:公開時には本稿は「『ライブ直線』機能の基本」を紹介する記事という位置付けで記述しておりましたが、実際には変形パネル内の機能にしか言及しておりませんでしたので「変形パネル内の『ライブ直線』機能の基本」を紹介する記事としての記述に文面の一部を改めました。「直線ツール等で利用できる『ライブ直線』機能」についての解説は、別記事で行います。
  • 2016/4/20:公開。

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2016年4月17日日曜日

3つの選択モードをいったりきたりする方法まとめ(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説、今回は、前回紹介したShaperツール3つの選択モードに関する補足記事をお届けします。



Shaperツールの3つの選択モードを行き来する方法まとめ

 Shaperツールをで利用できる3つの選択モードを相互に切り替える方法を、下の図aにまとめました。


 上の図aのうち、たとえば左上の「面をゆっくり2回クリック」という操作は「面の選択モード」に入るために用意された専用の操作方法ではなく、1回目のクリックでいったん「全体選択モード」に入り、2回目のクリックで「面の選択モード」に入るという流れをまとめて記しただけに過ぎません。
 この類の重複した操作を省略し、よりシンプルに作図したのが下記の図bです。好きな方の図を選んで、理解にお役立てください。





 Shaperツールの解説は今回で終了。次回は別の新機能についての記事をお届けする予定です^^
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  • 2016/4/17:公開。

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2016年4月15日金曜日

3つの選択モードで移動や変形を行う(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説、今回はShaperツール3つの選択モードについてお届けします。



●「Shaperツールでの選択」のツモるポイント!
  • Shaperツールを使えば、オブジェクトを選択して移動変形を行うこともできます。
  • Shaperツールだけで部分選択全体選択の両方を行えるので、選択ツールグループ選択ツールをいちいち切り替える方法よりも楽に操作を行えます。

●【まず覚えておこう】「Shaperグループ」とは?
 Shaperツールで結合や消去を行った図形群(ひとかたまりになった複数のオブジェクト)は、Shaperグループという特別なパスになります。




Shaperツールで使える3つの選択モード

●【1】全体選択モード

  • 選択ツールの使用時と同様に、ウィンドウ内のなにもないところをクリックすると選択を解除できます。

●【2】面の選択モード

●【3】部分選択モード(設計モード)




 次回はShaperツールの3つの選択モードに関する補足コラムをお届けする予定です^^
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  • 2016/4/15:公開。

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2016年4月14日木曜日

ゴシゴシこすっていろいろな場所を消す(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説、今回はShaperツールで図形の消去を行う手順をお届けします。



Shaperツールで結合や消去を行う(その2:消去編)

単一パスの領域内を消去する


背後にパスがある領域内を消去する


一部分だけ背後にパスがある領域内を消去する


線を含めた領域内を消去する


図形全体を消去する


【コラム】Shaperツールの消去技でドーナツを描く

 Shaperツールを利用したこれらの消去技は、ドーナツ型のオブジェクトを描きたいときにも利用できます。




 次回はShaperツールで選択や移動を行う方法をお届けする予定です^^
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  • 2016/4/14:公開。

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2016年4月12日火曜日

ゴシゴシこすって結合する(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説、今回はShaperツールで図形の結合を行う手順をお届けします。



Shaperツールで結合や消去を行う(その1)

 Shaperツールを使うと、重なった複数のパスの上をゴシゴシとこするだけで結合消去を行うことができます。
●今回編集を行う図形を確認する
 ここでは、下図の図形を例に解説します。ゴシゴシこする操作は、選択ツールで選択されていない状態で行います。
  • Shaperツールによる編集操作は、通常のパスShaperツールで描画していないパス)に対しても行うことができます。

領域を結合する


【コラム】編集時の効率的なこすり方は?

 Shaperツールで編集を行う際には、こする操作を何往復分くり返しても構いませんが、なるべく短くしたほうが作業効率を上げられます。


【コラム】結合後のカラーはどうなる?




 次回はShaperツールで消去を行う方法をお届けする予定です^^
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  • 2016/4/12:公開。

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2016年4月11日月曜日

手描き感覚で正多角形を描く(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 Illustrator CC2015.2の新機能解説前回に引き続き、Shaperツールでの図形の描画法をお届けします。



Shaperツールで図形を描画する(その2)

正三角形を描く

  • Shaperツールで描いた正三角形角度は必ず90度または-90度になります。

正六角形を描く

  • Shaperツールで描いた正六角形角度は必ず0度または90度になります。

【コラム】Shaperツールで正五角形を描くには?

 Shaperツールで1回クリックして正多角形を選択すると、図形の周囲にライブ多角形編集用のウィジェットが表示され、辺の数半径の長さをドラッグ操作だけで変更できます。
 たとえば下記の手順を行えば、Shaperツールだけで様々な正多角形を描けます。




 次回はShaperツールで結合や消去を行う方法をお届けする予定です^^
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  • 2016/4/11:公開。

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2016年4月10日日曜日

手描き感覚で直線、円、長方形を描く(Shaperツール)【Illustrator CC2015.2新機能】

 今回からIllustrator CC2015.2の新機能解説を開始します。

 まず最初にお届けするのは、ツールの目玉新機能。
 なぜか翻訳が中途半端なShaperツールです。


Shaperツールのツモるポイント

  • 円形長方形などの図形を手描き感覚で描くことができます。
  • 重なった複数の図形の合成消去「なぞる操作」だけで行うこともできます。
  • ペンタブレットタッチ画面を使って図形の描画や編集を行いたい際に役立つツールです。

Shaperツールで図形を描画する(その1)

Shaperツールで描画できる図形の種類
 Shaperツールでドラッグ操作を行うと、下記の5種類の図形を描画できます。
  • Shaperツールで描いた正三角形または正六角形は、Shaperツールを用いて辺の数を増減することもできます(→近日公開記事にて詳細解説予定)。
  • 【Shortcut】 Shaperツールに切り替える……[shift]+[N]

直線を描く

正円形、楕円形を描く

  • Shaperツールで描いた正円形の角度は必ず0度になります。
  • Shaperツールで描いた楕円形の角度は必ず0度または45度になります。
  • Shaperツールで描いた図形のカラーは、初期状態では必ず「線=K100(黒)」、「塗り=K10(薄い灰色)」になります。

正方形、長方形を描く

  • Shaperツールで描いた正方形長方形の角度は必ず0度または45度になります。



 次回はShaperツールで図形を描画する(その2)をお届けします^^
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  • 2016/4/10:公開。

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2016年4月6日水曜日

いろいろ書き込めるシンプルなカレンダーPDF改良版【2016年22〜28週】(5/23〜7/10分)


 「色々と書き込めるシンプルカレンダーPDF」の改良版、2016年第22週〜第28週分(5/23〜7/10)を作ったので公開します。

 今回のカレンダーは、祝祭日がまったくない、なんともシンプルなものになりました。
 注目してほしいのが、7/1のところに入っている「183」の数字。これは7/1で1年のちょうど半分の183日が終わることを表しています。今年はうるう年なので、翌日の7/2から後半の183日がまた始まることになります。


PDFのダウンロード



 シンプルさはそのままに、昨年我が家でも実際に使ってみたうえでの不満点を解消できるように、様々な改良を加えてあります。→1月〜2月中旬までのカレンダーと改良点の詳細はこちら

 そのまま印刷するもよし、改造してから印刷するもよし。ご自由にお使いください。
 [ファイル]→[配置...]で、適当なイラストをして飾ってみるとオリジナルのカレンダーになって楽しいですよ^^

 次回は29〜35週目のカレンダーをお届けする予定です。


カレンダーの作成・改造手順


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  • 2016/4/6:公開。